「あなた」以外の二人称の呼び方
5月30日のカフェトーク講師コラムから
さぁ今日は「あなた」の代名詞を使わない二人称の呼び方
血縁関係なら
お父さん(パパ)・お母さん(ママ)・お爺ちゃん・お婆ちゃん
おじさん・おばさん
お兄さん・お姉さん・おじさん・おばさん・おじいさん・おばあさん
本来血縁関係を対象とする言葉ですが、
見知らぬ相手などで他の呼称が当てはまらない場合は
血縁関係のない相手に対しても使います。
親父・お袋・兄貴・姉貴・おじき・あねさん
血縁者に対するぞんざいだけど、
親愛の情が込められた男性的な呼びかけ。
おっさん・おばはん
近畿地方における年長者への二人称。中年以上の相手に使えます
同じ意味で「おっちゃん・おばちゃん」と
親近感を込めて呼びかける地域もある。
私はどちらもそんな風に呼ばれたくないけど
爺(じじい)・婆(ばばあ)
年長者に対して、血縁関係を問わず用いられる極めて攻撃的な二人称。
爺爺(じいじ)・婆婆(ばあば)
主に子供が祖父母に対して親しみを込めて使えますが、
血縁関係を問わず年長者に対して使われることもあります。
先生
学校の児童・生徒が教師に対して使うほか、
教師が互いに呼び合うときにも使われる。
教師のほか、医師、教授、議員、弁護士など
社会的立場が高いとされる職業の人や、
小説家・漫画家・画家といった著作業には、
直接師事していない人も相手に対して敬意を込めて使えます。
師匠・師・老師・お師さん・お師様・尊師
いずれも弟子が師を呼ぶ時の呼称。
格闘技や宗教などの世界で使われることが多い。
先輩
部活動や学校のクラブ活動、
学校内において下級生が上級生を呼ぶときに。
陛下・殿下・閣下・猊下
だんさん・ごりょんさん・ぼんち・いとさん
船場の商家における、経営者一族への敬称。
患者様
病院ではお客様の代わりに使われます。
小僧(こぞう)・小童(こわっぱ)・小娘(こむすめ)・女(おんな)
いずれも見知らぬ女、子供を見下していう言葉。
時代劇などで多い。小童以外は現在でも使われてます。
餓鬼(ガキ)
その他
時と場合によって相手に対する二人称の呼び方がありますよ。
今日はこれくらいで(^・^)/